【家計整えステップ】赤字家計からまず最初に始めたことを今に当てはめて解説します!

どうも、すまらくです。

もしも自分が0から家計管理を始めるとたら「どの順序で進めるか」をまとめました。

赤字家計から黒字家計になるまで、これまでたくさんの「失敗」がありました。

そのほとんどが「優先順位を間違えていた」ことが原因で、そこに気付けたおかげで今では黒字家計を続けられています。

節約やお得に励(はげ)んでいるのに「なぜか貯蓄が増えない」なんてことはありませんか?

私自身が同じような経験を何度も繰り返してきただけに、「優先順位」と「順序」は非常に大切だと身に染みて知っています。

注目の節約術やお得術も大切ですが、家計整えステップを使って家計の流れを一緒に作っていきましょう。

※長文解説になります。無理のない範囲で読み進めてください。

銀行の口座を整える

①口座分けで役割分担
②利息の力でお金を働かせる
家計改善を心に決めてから、まずは銀行口座を整えました。

預金残高を目にすると使いたくなる、使った後に後悔する。そんな繰り返しから「貯金する口座と使う口座は分けなければダメだ」と気付いたからです。

まずは貯金を自分から隠すことから始めます。

そして貯金口座に求めた条件が一つあります。

「利息が高いこと。」

せっかく預けておくお金ですから、少しでも利息が高い方がいいと考えました。

もしも今から銀行口座を整えるなら以下の2つを選びます。

◯貯金口座▶︎楽天銀行

◯使う口座▶︎住信SBIネット銀行

楽天銀行は一定の条件を満たすと普通預金が年0.1%になります。

定期預金とは違い普通預金なのでシンプルに貯金しておくだけ。それなのに年0.1%の利息が付いてきます。大きいですね。

一方の住信SBIネット銀行は使う口座にぴったりです。

一定の条件を満たすだけで振込回数7回、コンビニや郵便局のATM手数料が7回無料になります(無料回数は毎月更新,ATM入金は無制限無料)。

全自動化家計の第一歩、まずは最初の一歩ですね!

さあ、ここをクリアしたら次のステップへ進みましょう。

銀行特典をアップグレード楽天銀行の普通金利0.1%にするには?
同グループの楽天証券の口座を開設して「マネーブリッジ」を設定すれば条件達成です。
▷楽天証券の口座開設サイト
▷マネーブリッジの設定方法はこちら

住信SBIネット銀行の手数料無料回数を増やすには?
同グループのSBI証券の口座を開設してランク条件をクリアします。
▷SBI証券の口座開設サイト
▷10円でクリアする方法はこちら

クレジットカードを整える

◯銀行利息より還元率の高いクレジットカードを導入しよう!
銀行口座を整えたら、次はクレジットカードです。

クレジットカードの中には支払いにポイントが付くものがあります。

銀行口座は貯金に利息が付きますが、こちらは生活費にポイントが付けられる。

つまり「生きてるだけで利息をもらえる」という事になりますね。

ここで採用したいのがインヴァストカードです。

◯自動投資付き・1%還元クレジットカード▷インヴァストカード(新規発行停止中)

カード利用額の1%が現金化されて還元されます。

もしも生活費が年間300万円として、全てをカード払いにできた場合は年3万円(1%)もらえる計算になります。

銀行金利0.1%もすごいですが、こちらは「絶対に払う生活費」から3万円もらえます。

銀行口座より「還元金額」で考えると何倍・何十倍の規模ですよね。

インヴァストカードは1%現金還元を受けた後に「専用の資産運用口座」へ移行されて「自動運用」してくれます。

投資のことがわからなくても自動で売買してくれる便利なサービスです。

このようにクレジットカードには魅力的なサービスが付帯していますが、注意して欲しい点もあります。

それは「ポイント狙いでたくさんお買い物してほしい」というクレジットカード会社の狙いがあるということです。

特にクレジットカード初心者さんはポイント目的でついつい不要な買い物をしがちです。

私自身も、1%還元されるからと「1万円の無駄使いをして9900円の無駄使い」を何度も繰り返してきました。

それではクレジットカードに使わされてる生活だと気づいたんです。

そうではなく、必要なものだけを買って1%もらう、「クレジットカードを使いこなす生活」を目指してください。

インヴァストカードの作り方インヴァストカードを作るには
インヴァストカードは通常のクレジットカードと違い、ポイントを自動投資する仕組みが採用されています。
そのため自動投資用の「トライオートETF口座」を事前に開設する必要があります。
①トライオートETFの口座開設サイト
②インヴァストカードの発行サイト(新規受付停止中)

固定費を見直して整える

◯不労所得を超えた「不労節約」を始めよう!
クレジットカードを使いこなせば「生きてるだけでお金がもらえる」事が分かりましたね。
ここまで整えられたら、次は「生きてるだけでお金を取られる」固定費の見直しです。

固定費は電気代・ガス代・水道代・携帯代・ネット代・生命保険料など、生活する上で確定された支払いを指します。

ただ、見直す費目が多すぎてどれから手をつけたら良いか分からなくなりますよね。

そこで見直し効果が大きいと感じたものから順に並べてみます。以下の通りです。

(数字は優先順位)
①携帯代▶︎UQモバイル
②電気代▶︎楽天でんき
③ガス代▶︎ガスDM相談フロンティアシンクス(※戸建てのみ)
④ネット代(光回線)▶︎So-netひかりプラス
⑤生命保険料▶︎無料FP相談の保険アドバイザー
◯水道代▶︎水道民営化まで待機

ガス代はアパート大家さんの許可が必要なので「賃貸生活」には乗り換えが難しい点、水道代は民営化が進まない現状では乗り換えられないのが残念なところです。

ご存知ない方も多いと思いますが、So-net光プラスは「戸建てプラン月2980(税抜)」「集合住宅プラン月1980円(税抜)」で2年間使えるキャンペーンが開催中です。

低価格だと「混雑時間の速度低下」が心配されますが、So-net光プラスは次世代高速規格「IPv6」に対応してるので夕方以降も快適です。

さらにIPv6対応ルーターの無料レンタルも実施してますし、ひかり電話も月500円で提供されています。


固定費の見直しは一度の努力で長く続きます。

銀行口座は0.1%、クレジットカードは1%というお話をしてきました。

仮に銀行に100万円預けたとして、利息0.1%なら「年1000円」です。

仮に生活費300万円をカード払いしたとして受け取れるポイントは「年3万円」

どれも自分たちで働かなくても得られる「不労所得」です。本当にすごい力です。

でも、ここで紹介した、例えば「UQモバイル」。

仮に毎月の携帯代に1万円を払う方がUQモバイルの「プランS1980円」に加入すれば「毎月8000円の節約」になります。

乗り換えただけで年10万円近くの節約ができます。

私自身、「乗り換え手続きが面倒臭そう」「契約は難しそうで分からない」と避けてきましたが、それは年間10万円をただただ浪費してただけだったんです。

逆に言えば契約先の見直しには信じられないくらいの家計効果があります。

固定費見直しで得られる余裕資金は信じられないほど高額です。だから「不労節約」と呼んでいます。

何度も繰り返しになりますが、家計管理において最重要なのは「固定費見直し」という事を忘れないでください。

不労所得より効果的! 不労節約には家計に与える隠されたメリットがある
【手取りアップ】固定費カットは給料アップと同じ効果!
【非課税】給与が増えると税金が増えるが、節約からは取られない!

資産運用の口座を整える

◯資産運用のステップで一歩進んだ家計を作ろう!
ここまで「銀行利息0.1%」「生活費1%」「不労節約」と整えてきました。

既に高度な上級者家計が完成しています。

前項まででご説明した通り、家計管理の重要部分についてはすでに解説していますが、

まだ前項まで実践できていない方は絶対にここから先を読まないでください。

ここから先は今までと違い、「確実に家計に貢献する」とは言えないからです。


---------ここから先は最終ステップ-------


それでは、資産運用の仕組みを整える準備ができた方に解説を進めていきます。

「ようこそ、上級家計者さん!」

まず、「貯金感覚」で誰でも簡単にできる『毎月積み立て投資』を始めましょう。

資産運用の未経験者さんはITのロボアドバイザーが管理してくれるウェルスナビ から始めて、慣れてきたら「S&P500投資」へとステップアップしていきます。

S&P500投資も「つみたてNISA」から始めて、家計の余裕とともに掛け金が増やせるようになったら「iDeCo」も合わせて検討します。

①ホップ!▶︎ウェルスナビ(ロボアドバイザー)

②ステップ!▶︎楽天証券(つみたてNISA)

③ジャンプ!▶︎SBI証券(iDeCo)

ウェルスナビ はロボアドバイザーNo.1(預け入れ資産,運用者数)で、ノーベル経済学賞理論を採用しています。

「国内株式や海外株式」「債券」「金」「不動産」などバランスよく投資する『世界分散投資』を全自動でお任せできます。

リターンとリスクをバランスよく取っていくのが分散投資のいいところです。

ただし、ウェルスナビには手数料・年1%が掛かります。

全自動投資の「おまかせ代」と考えればそれほど大きな数字ではありませんが、将来的に資産が増えた際には見直しが必要です。

また、世界分散投資は「集中投資」よりもリターン面で劣ると言われています。

そこでもう一歩踏み込んだ投資方法が“手数料の低い”「S&P500」への「集中投資」です。

S&P500投資では「eMAXISSlim米国株式(S&P500)」を採用していますが、手数料はなんと「年0.0968%(2019年11月12日より)」と投資信託の中では最小水準となっています。

「S&P500投資」とは、世界経済No.1の「アメリカ」を代表する500社に投資を行うスタイルです。

最初からリターン重視の「集中投資」から始めたい気持ちも分かりますが、初心者こそ「バランス」から積立投資の大切さを学びましょう。

資産運用は自動車と同じようにアクセルを踏めば踏むほど目的地は近づきます。そしてアクシデントのリスクも高まります。

投資初心者こそ、少しずつ経験を積んで徐々に家計のアクセルを踏む「安全運転」を心掛けなければいけません。

しっかり経験を積んだ優良ドライバーとなって家計のゴールを目指しましょう!

変動費を整える

◯変動費はお得の前に「仕組み」で使いすぎを防ぐ!
家計改善の中で、実は変動費が一番難しいので「難易度Sランク」に指定してます。

食費、日用品費、被服費、娯楽費、交際費、嗜好品費など、これら変動費節約は「家計管理の最後」にチャレンジしても良いくらいです。

この費目で貯蓄を伸ばせる方は変動費節約を説明するまでもない、すでに今までの仕組みをすでに整えられているケースがほとんどです。

当ブログで変動費節約術について多くご紹介してないのも、一時的に変動費を下げられたとしても「家計全体」に与える影響が少ないからです。

そこで、変動費は「お得」ではなく、予算を決めて「使いすぎない」仕組みを整えてあげましょう、

その為にも「1ヶ月ごとに予算を決めて守る」ことが大切です。

「1ヶ月」で守れなければ、「1週間」「1日」と細かく分けて見ましょう。

こうすることで支出のペース配分を掴み、使いすぎを感覚的に覚えることが変動費の浪費予防に必要なことです。

そして、変動費を予算内で楽しむ感覚が掴めたら、「ウェル活」や「キャッシュレスキャンペーン」などのお得節約術に挑戦してみましょう!

【まとめ】ステップの仕上げ

これまでの仕組み変更はとても労力と手間のかかる作業だったと思います。

家計をステップアップするために「行動」された経験が、今後の家計管理において何よりも宝物になる事でしょう。

ただもう一つ、行動と同じくらい大切なことがあります。

それは失敗や成功といった経験を「人に伝える」という事です。

これまで良い家計管理が続けて来られたのは人に伝え続けてきたからに他なりません。

長く家計管理を続けていれば良い時も悪い時もあります。

私自身、良い時には普段は考えもしない使い方をしたり、悪い時にはヤケになって散財してきました。

こういった感情に左右されるのは人間だから仕方ありません。

感情に左右された家計を防ぐために「人に伝える」事が大切なのです。

私たちは伝える事で改めて復習できます。どう行動すべきなのかもう一度学べます。

感情に左右されない「安定感のある家計管理」を目指して、ステップアップの総仕上げを目指してください。


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