楽天証券でS&P500ETFの信託コスト実質0円にする方法— すまらく@灰猫しゃちょー (@sumaraku_blog) 2019年1月19日
・iシェアーズS&P500米国株ETFを買う(信託報酬0.15%)
・ETFを貸株サービスに振替(貸株金利0.75%)
信託報酬0.15%-貸株金利0.75%=実質0%(差益0.6%)
最強ETFを信託報酬0%にして利息収入0.6%分が貰える。さらに分配金も期待できるなんて最高だよね🐱
※2/25より貸株金利が年0.10%になりました。
どーも、すまらくです!
なんと、楽天証券を使えばS&P500にインデックスされたETF(上場投資信託)「iシェアーズS&P500米国株ETF(1655)」の信託報酬を実質0円で運用できることを発見しました。
S&P500といえばアメリカを代表する株価指数で、そこにインデックスしたファンドを選ぶことは投資のセオリーとも言えるほど有名です。
S&P500についてはコチラで解説
→【NISA入門】未経験者・初心者はS&P500に連動したETFや投資信託を選ぼう!
そこで今回ご紹介したいのが、その世界的に有名なETFを楽天証券の貸株サービスを使って実質的に信託報酬0円にする方法です。
買い付けるETF
iシェアーズS&P500米国株ETF(1655)
・信託手数料:0円
・信託報酬:0.15%
・分配頻度:年2回
・決算日:2/9,8/9
iシェアーズS&P500米国株ETF(1655)
・信託手数料:0円
・信託報酬:0.15%
・分配頻度:年2回
・決算日:2/9,8/9
投資信託はファンドマネージャーと呼ばれる「投資のプロ」にお金を預けて運用してもらうので、当然の話としてお給料を払わなければいけません。それが「信託報酬」と呼ばれる手数料として発生します。
運用してもらう訳ですから仕方がないとはいえ、私たち投資家側からすれば信託報酬などの手数料は安いほどいいに決まってます。
そこで、注目したいのが楽天証券の貸株サービスです。
楽天証券でiシェアーズS&P500米国株ETF(1655)を購入して貸株サービスを利用すれば0.75%の貸株金利を得られるのです。
楽天証券の貸株金利
iシェアーズS&P500米国株ETF(1655)の信託報酬が0.15%なので、実質0円…どころか、実に0.6%もお得に運用できてしまうんです!
◆信託報酬0円投資のメリット
○信託報酬コストを実質0円にできる
○NISA枠とは別に投資できる
○分配金と貸株金利を受け取れる
信託報酬を払うどころか0円でさらに利息までもらえるなんて夢のような話ですよね。
この全く新しい投資方法で高利回りを目指しましょう!
◆用意するもの
※口座開設は無料です
楽天証券で貸株を登録する
これは、証券会社に上場株式を貸し出すことで利息収入を得られる仕組みです。
「貸株」は一般NISA・つみたてNISAは非対応なので、特定口座か一般口座で取引する必要があります。
楽天証券にログイン後、「国内株式」→「貸株」と進めば申し込みできます。
申し込んでおけばETFを購入後、すぐに貸株へ振り返られますので予め申込みを済ませておきましょう。
プチまとめ
・貸株の申込みを先に済ませておく
・貸株の申込みを先に済ませておく
iシェアーズS&P500米国株ETF(1655)を買い付ける
まず「🔍検索ボタン」で「1655」と入力して検索します。
するとiシェアーズS&P500米国株ETFが出てきますので、右上の注文ボタンをタップします。
「現物買い」をタップして注文画面へ進んだら注文内容を選択します。
この際に「NISA」を選んでしまうと貸株サービスが適用できないので「特定」か「一般」を選びましょう。
私は源泉徴収を希望するので「特定」を選びました。
あとは「注文する」をタップして注文依頼は終了です。
無事に約定されれば自動的に貸株へ振替られます。
するとiシェアーズS&P500米国株ETFが出てきますので、右上の注文ボタンをタップします。
「現物買い」をタップして注文画面へ進んだら注文内容を選択します。
この際に「NISA」を選んでしまうと貸株サービスが適用できないので「特定」か「一般」を選びましょう。
私は源泉徴収を希望するので「特定」を選びました。
あとは「注文する」をタップして注文依頼は終了です。
無事に約定されれば自動的に貸株へ振替られます。
これで信託報酬実質0円にするための手続きができました。
振替中の画面は「貸株」ページで確認できます。
振替中の画面は「貸株」ページで確認できます。
プチまとめ
・NISAは貸株非対応
・特定口座か一般口座で買い付ける
・NISAは貸株非対応
・特定口座か一般口座で買い付ける
実質コスト0で利子収入+分配金が狙える!
楽天証券の貸株金利を使えば信託報酬を実質0円にできることはご理解頂けたでしょうか。
実際には信託報酬コストを超えた利息収入が入りますが、分配金収入が得られることも忘れてはいけません。
実際には信託報酬コストを超えた利息収入が入りますが、分配金収入が得られることも忘れてはいけません。
2019年1月18日の終値は2070円だったので、実績ベースでおよそ1.2%の分配金利回りが期待できます。
つまり、分配金利回り1.2%に貸株金利0.75%が加わるので合計利回り1.95%(信託報酬分を抜いても1.8%)ものリターンが見込める計算になるのです。
まさに低金利時代におけるドル箱と言えるのではないでしょうか。
まとめ S&P500の信託コスト実質0%は楽天証券だけ
楽天証券を使えばiシェアーズS&P500米国株ETF(1655)を実質0円で運用できる事はお分かりになりましたでしょうか?
貸株金利は変動するので常時継続する保証はできませんが、0.75%は銀行金利と比較しても非常に大きいですよね。
そこに加えて分配金収入も期待できるなら一石二鳥です。
なにより、投資先として誰もが最善に挙げるS&P500インデックス・ファンドで実現できることが、どのファンド(ETF・投資信託)にも代えがたい強みだと思います。
投資で成功するカギは「いかにランニングコストを抑えて優良な投資先を選び続けるか」にあります。
今回ご紹介した方法は、まさに投資コスト削減の限界を超えた、投資の鉄則中の鉄則を極めたものになるはずです。
まだ楽天証券の口座をお持ちでない方は無料で開設できるのでぜひ挑戦してみてください。
あくまで今回は貸株サービスを利用するために特定口座を前提にご紹介しましたが、他にも楽天証券を活用したお得ワザはまだまだあります。
例えば、楽天証券と楽天銀行を連携させた上で毎月3,000円分の投資信託買い付けると3%分の楽天ポイントをもらえる方法があります。
この方法を使えば同時に楽天銀行が最高ステージになり、各種優遇も受けられるので合わせて確認しておきましょう!
関連記事▷楽天銀行でスーパーVIPになれる毎月3000円積立投資の仕組みと手順を解説します
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こんな方法もあるんですね!いつも勉強になります!
返信削除今まで投資なんて自分とは別世界の話だと思っていた超初心者です。
楽天の100円×30回投資も気になってます(^^)
去年から楽天で毎月5000円の積立投資を始めて5万円くらいになっているのですが、これもつみたてNISAにした方が良かったのかなと思いつつ…
100円×30回投資をするには「楽天証券の残高を0にしておく」と書いてあったので、5万円残っている状態ではできませんよね?^^;
今の積立投資をやめて、100円×30回のつみたてNISAに変えた方がいいのか、それとも両方?
どういう選択が良いのか悩んでます。
NISAを使えば毎月5,000円の積立に対する利益が非課税になるので、そちらの方がいいかもしれませんね。
削除「残高0円にする」は預かり金残高のことで、楽天証券側の預かり金が0円になり、楽天銀行に自動的に移動されます。(自動スイープ)
資産残高があっても100円×30回投資は可能です。1回につき3ポイント分お得なので、今の積立と併用するなどしてチャレンジした方がいいと思います。
貸株金利は雑所得になるので、株式譲渡所得とは損益通算できないので注意かな?
返信削除分配金には税金かかりますよ
返信削除ETFの分配金は、貸株にしていると受け取れないはずです。
返信削除分配金の時期に合わせて自分で貸株を解除すれば受け取ることができます。
楽天証券の貸株金利もしょっちゅう変更されますし、貸株切り替えの手間も考慮すると、あまりグッドアイデアとは言えないのでは。
楽天証券では貸株設定に「株主優待・予想配当優先」というサービスがあります。
削除これをONにしておけば、分配金を受け取る時期に自動返却されるので「貸株切り替えの手間」は発生しません。
また、仮に受け取れなかった場合においても、分配金相当額として同額を受け取れます。
ちなみに、2018年2月と8月の分配金において自動返却されたと楽天証券カスタマーセンターでも確認済みです。
また、iシェアーズS&P500米国株ETF(1655)の貸株金利が頻繁に変更されてるという事象は確認できておりませんので、事実と照らし合わせて判断されるのが良いかと思います。
残念ながら、2/25から貸株金利が0.1%に引き下げられてしまいました(泣)
返信削除手数料無料で少額の積立に最適と思って積立を始めたばかりだったのでとても残念。
カブドットコムだと1557が手数料無料で購入できるのですが、(信託報酬は0.0945%)
購入単価は約3万円、ちょっと買いにくいか…