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手取り月収31.6万円の家計簿を公開！「ママのお小遣い枠」で生活費が助かる理由とは？

意外なことに「ママのお小遣い枠」を作る家計の方がお金が貯まります。

ママのお小遣いメリット
○生活費と自分費を切り分けられる
○予算化できて個人支出の浪費防止
○細かく費目を計上しなくていい

他にも、「家計簿つけ忘れ」による使途不明金も減るし、良いこと尽くめなんですよ！

— すまらく@灰猫しゃちょー (@sumaraku_blog) 2019年2月5日

どーも、家計改善アドバイザーのすまらくです。

家計診断をしていると、お小遣い枠の設定はパパだけで、ママの分は「お小遣い無し」で管理している家庭が多いように感じます。

しかし、どんなに細かな支出・見えにくい支出であっても「ママの自分費」は確実に発生する「家計の一部」なのです。


♦個人支出で把握しにくい費目
〇コスメ代や美容院代など(美容費)
〇友人とのランチ代(外食費・交際費)
〇タバコやスタバコーヒーなど(嗜好品費)

このような「ママの自分費」をついつい生活費で処理してしまうという方も多いのではないでしょうか？

今回はそういった個人支出を明確にする方法を、家計診断の実例と共にご紹介したいと思います。

家計診断 独立起業されたご主人を持つKさんの家計簿

家計内訳
手取り	316,400
国民健康保険料	39,500
住居費	50,000
食費	35,000
水道光熱費	26,000
通信費	16,600
生命保険料	20,000
損害保険料	5,300
自動車ローン	23,000
生活日用品	5,000
医療費	なし
教育費	32,000
交通費	なし
被服費	特別費で計上
交際費	振り分け無し
娯楽費	振り分け無し
嗜好品費	振り分け無し
小遣い(夫)	20,000
小遣い(妻)	0
その他雑費	なし
支出合計	272,400
差額	44,000

今回ご相談いただいたのはご主人が独立して会社設立されてから1年目というKさん。

「独立し、保障もなく何があるか分からないので尚更貯金して家計を整えないと」と、現状に対する不安を口にされていました。

そんな不安を抱くKさんの家計を見てみると、そんな想いとは良い意味で全く違う、それぞれの費目が低く抑えられたバランスのいい家計がありました。


しかし、その一方で「おや？」と思ったのがお小遣い枠の設定がご主人だけになっていた点です。

例えば、ママ友とのランチや、コスメ代や美容院代といった「ママの自分費」を皆さんはどのように管理されてますか？


そう、「ついつい生活費から削ってしまう」「使途不明金で処理してしまう」という回答が非常に多いのです。

では、家計簿に計上する場合はどう処理すればいいのでしょうか。

その答えが「ママのお小遣い枠」なのです。

家計のCheckPoint
ママのお小遣いを設定して生活費と自分費を区切ろう！

ママのお小遣い枠が家計に与える２つの大きなメリット

♦お小遣いを設定するメリット
〇生活費と個人支出を線引きできる
〇ランチ代など細かく計上する必要がなくなる
〇美容費やコスメ費の掛け過ぎを防げる

このような個人支出は小さい数字が重なることも多く、一つ一つを家計簿に計上していくには手間がかかります。

また、ついつい「使途不明金」で処理されて、生活費を圧迫していたなんて事にもなりがちです。

ところが、お小遣い枠を設定することでまず最初に予算に上限が設定されます。

さらに、お小遣いの範囲内で処理すればいいので記帳作業も必要ありません。

そして最大のメリットが、そういった記帳忘れや使途不明金、予算上限が設定されることで「生活費との切り離し効果」と「無駄使い防止効果」の２つが同時に得られるのです。

ママお小遣い枠を作る2大メリット
・生活費とママ個人の支出を分けて考えられる
・ママ自身の無駄使いが防げる

お小遣い枠の注意点・気を付けたい所

ただし、気を付けて頂きたいのは「お小遣い枠の掛け過ぎ」です。

お小遣い枠が大きすぎれば無駄使いに繋がります。

一方で少なすぎる場合は家計に対するストレスが貯まり、逆にそれが原因となって「家計の放棄」や「ストレスによる散財」に繋がってしまいます。

お小遣い枠を設定する基準は、生活費に手を出さず、それでいて使い過ぎない程度に設定するのがベストです。

目安として1万円～2万円程度で設定されてるご家庭が多いことも明記しておきます。

あくまで参考値ですので、ご自身で適切に調整してください。

まとめ

家計診断の感想

お忙しい中、返信ありがとうございます！
すまらくさんに見ていただけてとても嬉しいです☺️‼️

私のお小遣いは考えたことなかったので 導入してみようと思います！
すまらくさんの言う通り生活費との線引きが曖昧で..ごっちゃになっている部分がありました💦
自分にかかる費用はお小遣いからという風に 来月から実践してみようかと思います。

今後ともご教授よろしくお願いいたします🙇‍♀️✨

さて、「ママのお小遣い枠」設定のメリットをお分かり頂けたでしょうか。

お小遣い枠を設定すれば、個人の支出と生活費との線引きができるようになります。

また、家計簿に個人の支出を書く手間を省く事もできますし、美容費やコスメ費にお金をかける場合にも上限が決まるので予算管理しやすくなります。

「ママの自分費」をしっかり予算化して収めて、見えにくい支出を見える化できる家計に繋げていきましょう！


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