家計管理に“払う貯まる増えるメカニズム”を取り入れて「黄金サイクル」を続けています。
黄金サイクルの流れ
「払う口座」「貯まる口座」「増える口座」にそれぞれ役割分担させて、まずお金の流れを作る。そして、「増える口座」から生み出されたお金を「貯まる口座」や「増える口座」にもう一度回して『繰り返しお金にお金を産ませる流れ』を作る。これを“黄金サイクル”と呼びます。
家計改善で生活費が小さくなることを「小さな暮らし」と呼んでいます。
しかし、家計の見直しで暮らしが小さくなったからと言って、それだけでお金が残るとは限りません。
むしろ生活費が浮いた分だけ「消費に充てる余地」が増えてしまうからです。
「暮らしを小さくした分だけ、資産を大きくする」
それこそが、私たちが今まで繰り返してきた「お金に悩む日々」から「お金から自由になる」ために必要なステップなのです。
そこで家計管理にこのメカニズムを取り入れて「お金の流れ」を整えてあげます。
そうすることで、自然と「小さく暮らしてゆとりが大きくなる家計」という流れができるのです。
今回は家計メカニズムに採用している“各口座/カード”の設定先についてまとめましたのでご紹介します。
払う口座に設定してる口座
「払う口座」は支払い専用の口座として設定してます。ここはお給料の受け取り口座も兼ねてますが、他行が給与口座になっている場合でも対応する方法があります。(後日、別記事でまとめます。)
住信SBIネット銀行
◯払う口座の設定先▶︎住信SBIネット銀行
住信SBIネット銀行を「払う口座」として設定してます。主にインヴァストカード(払うカード)、クレジットカード決済ができない生活費の引き落とし先として使用してます。
また、お給料の振込先にもなってます。
お給料の入金翌日には「先取り貯金」として「貯まる口座」へ毎月自動送金されています。
住信SBIネット銀行の活用術
◯提携ATM出金手数料[7回無料/月]※
◯他行送金手数料[7回無料 /月]※
◯他行自動送金機能で家計管理を時短化
※送金手数料157円を最大7回無料にする方法は「住信SBIネット銀行のスマプロランクを10円でランクアップさせる仕組みと手順を解説します」を参照
口座開設はオンライン入会で済ませました。
⏩オンライン入会
※不要な口座を申し込まないように注意して下さい(チェックは住信SBIネット銀行のみ)
◯他行送金手数料[7回無料 /月]※
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※送金手数料157円を最大7回無料にする方法は「住信SBIネット銀行のスマプロランクを10円でランクアップさせる仕組みと手順を解説します」を参照
口座開設はオンライン入会で済ませました。
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※不要な口座を申し込まないように注意して下さい(チェックは住信SBIネット銀行のみ)
貯まる口座に設定してる口座
「貯まる口座」は貯金用口座として設定しています。引き落とされるのは「貯蓄」に関わるものに限定してます。
楽天銀行
◯貯まる口座の設定▶︎楽天銀行
楽天銀行を「貯まる口座」に設定しています。主に“先取り貯金”、“臨時収入”の入金先として使用してます。
「貯まる口座」で生み出された預金利息、「増える口座」で生み出された金利/分配金/配当金の入金先にもなっています。
ここからの引き落としは「増える口座(楽天証券,SBI証券,ウェルスナビ を設定中)」の積立投資があります。
加えて楽天カードで購入してる投資信託(eMAXISSlim米国株式(S&P500)の引き落とし先としても設定しています。
それぞれの引き落としに掛かる手数料は無料です。
※楽天カードは「増えるカード(投資信託専用カード)」として設定しています。
楽天銀行の役割
◯先取り貯金や臨時収入の入金先
◯利息などの入金先
◯引き落としは貯蓄関係のみ
※別記事で解説予定ですが楽天ポイント収入を得るための重要な口座となっています。
口座開設はオンラインで済ませました。
⏩オンライン開設
※不要な口座を申し込まないように注意して下さい(チェックは楽天銀行のみ)
◯利息などの入金先
◯引き落としは貯蓄関係のみ
※別記事で解説予定ですが楽天ポイント収入を得るための重要な口座となっています。
口座開設はオンラインで済ませました。
⏩オンライン開設
※不要な口座を申し込まないように注意して下さい(チェックは楽天銀行のみ)
増える口座に設定してる口座
楽天証券/SBI証券(iDeCo)/ウェルスナビを「増える口座」に設定しています。主に資産運用(積立投資)のために使用しています。
楽天証券
①増える口座の設定▶︎楽天証券
楽天証券は主に「S&P500」に関連する投資信託買い付けに使用してます。楽天カードを持っていれば投資信託の購入にカード払いが指定できて、100円ごとに楽天ポイントが貯まります。
「eMAXISSlim米国株式(S&P500)」の買い付けを楽天カード決済にして、そこから生まれた楽天ポイントで再び「eMAXISSlim米国株式(S&P500)」を購入できる。
ポイントも含めた黄金サイクルを作り出せるのが楽天証券を選んだ決め手です。
※後述しますが、楽天カードは投資専用カードとして使用してます。
※口座開設にあたり、特定口座(源泉徴収あり)を選択しています。
楽天証券の役割
◯S&P500積立投資で楽天ポイント獲得
◯楽天ポイントをS&P500投資へ再利用できる
口座開設は全てオンラインで済ませています。
⏩オンライン開設
※不要な口座を申し込まないように注意して下さい(チェックは楽天証券のみ)
◯S&P500積立投資で楽天ポイント獲得
◯楽天ポイントをS&P500投資へ再利用できる
口座開設は全てオンラインで済ませています。
⏩オンライン開設
※不要な口座を申し込まないように注意して下さい(チェックは楽天証券のみ)
SBI証券
②増える口座の設定▶︎SBI証券
確定拠出年金「iDeCo」をSBI証券で使用してます。iDeCoの申し込みをした際、「eMAXISSlim米国株式(S&P500)」を指定できたのはSBI証券1社のみでした。(※現在はSBI証券とマネックス証券の2社のみ対応)
iDeCoの毎月引き落としは楽天銀行に設定してます。
所得税と住民税の負担軽減措置が適用されるので、浮いた分の税金は「貯まる口座」に入れて黄金サイクルに回します。
※口座開設にあたり、特定口座(源泉徴収あり)を選択しています。
SBI証券iDeCoの採用理由
◯S&P500積立投資で老後資金を備える
◯iDeCoの税制優遇で節税に役立てる
口座開設は全てオンラインで済ませています。
⏩オンライン開設
※口座を重複して申し込まないように注意して下さい(チェックはSBI証券のみ)
⏩iDeCo資料請求
※SBI証券iDeCoはセレクトプランを選択しています
◯S&P500積立投資で老後資金を備える
◯iDeCoの税制優遇で節税に役立てる
口座開設は全てオンラインで済ませています。
⏩オンライン開設
※口座を重複して申し込まないように注意して下さい(チェックはSBI証券のみ)
⏩iDeCo資料請求
※SBI証券iDeCoはセレクトプランを選択しています
ウェルスナビ
③増える口座の設定▶︎ウェルスナビ
ウェルスナビ はITによる自動資産運用です。買い付けから税負担のコントロール(DeTAX)まで、面倒な手続きを全てITが代わりにやってくれてます。
私たちがやってることは入金だけです。
毎月積立の引き落としは楽天銀行に設定してます。
クレジットカード
クレジットカードは「払うカード」と「増えるカード」の2つに役割分担させています。どちらのカードもポイントは資産運用へ。
インヴァストカード
クレジットカード決済が指定できる支払先は全てこのカードで引き落とします。
また、ETCカード(年会費無料)を発行して高速道路料金もインヴァストカード決済です。
いずれも引き落とし先は「払う口座」住信SBIネット銀行に設定してます。
生活費を黄金サイクル
・生活費の支払いで1%還元
・1%還元は自動で資産運用に回る
・1%還元は自動で資産運用に回る
楽天カード
◯楽天カード(⏩申込先)
楽天カードは「増えるカード」として設定しています。楽天証券の口座があれば楽天証券では楽天カードで投資(投資信託の購入)ができます。
“eMAXISSlim米国株式(S&P500)”投資の購入専用クレジットカードとして使用してます。
楽天カードで投資購入すると100円につき1P付与されるので、貯まったポイントは再びeMAXISSlim米国株式(S&P500)をポイント投資で購入してます。
引き落とし先は「貯まる口座」に設定した楽天銀行です。
楽天カードで黄金サイクル
・投資で楽天ポイントを貯める
・楽天ポイントを再び投資に回す
・楽天ポイントを再び投資に回す
まとめ
今回は非常にご要望の多かった「払う貯まる増えるメカニズムで採用している口座/カード一覧」をまとめました。どれほど優れた節約術やお得情報を家計に取り入れたとしても、それにより自然とお金が残るわけではありません。
私たちの家計には、それらを活かす仕組みが必要なのです。
「払う貯まる増えるメカニズム」と「黄金サイクル」は、今までバラバラだった家計テクニックを資産に繋げるための「お金の動線」です。
『小さく暮らして資産を大きくする』
その繰り返しが「お金に悩む日々」から私たちを解放してくれました。
あくまでここでご紹介した口座/カードは我が家にとって最適と考えられる組み合わせで選びました。
ご家庭によって必要な送金回数・変更できない金融機関などあると思いますので、各口座/カードに関してはご自身で自由に手を加えてくださって構いません。
最後になりますが、黄金サイクルを作る上で家計簿のつけ方に関して制限はありません。
私自身は家計簿アプリ「マネーフォワード」でお任せ記帳していますが、ご自身の家計簿に「払う貯まる増えるメカニズム」を自由に組み合わせて頂けたらと思います。
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はじめまして^^
返信削除いつも勉強させていただいてます。
やっとこ黄金サイクルに取り掛かろうと重い腰を上げたところですが、給与振込がSBI銀行ではなく他行の場合の対応を別記事で紹介と書いてあるのですが、どちらの記事になりますか?探したのですが、見つけられずコメントさせていただきました。
はじめまして。
返信削除これから、株、ideco、NISA、ジュニアNISAを始めようとすまらくさんの黄金リサイクルを参考に準備を進めています。NISA、iDeCo、ジュニアNISAを楽天で準備をしようと思っています。証券口座をたくさん開くと自分自身の管理が出来なくなりそうなので…。楽天一本にしようと考えています。すまらくさんは、なぜ、楽天で作らなかったのでしょうか?